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 MIDO2006(第36回国際眼鏡見本市) レポート@


 今年も行ってまいりましたぁ〜
イタリア・ミラノ市内の国際見本市会場(フィエラ・ミラノ)で開催された世界3大展示会の一つ「MIDO2006!」
期間は5月5日から8日までの4日間の日程でした。
参加は世界39カ国、1118社の出展があり、来場者数は4日間で4万2000人。
これは昨年に比べ6.3%の増加であり、年々増加傾向にあります。規模が大きくなりすぎて現在の会場フィエラ・ミラノでは収容しきれない状態のため、来年からはミラノ郊外のロー・ペロ国際見本市会場に変更されることが決定しています。

ますます、MIDO展の注目度がアップしているということです。
会場入りしてもすごい熱気を感じ、ちょっと圧倒されました。
各デザイナーブースを回って疲れ気味ながらもデザイナーの感性に直接触れることができて心地よい時間と空間を堪能できました。


さてさて、今年のトレンドは・・・
一言で言えば「シンプル」!
今までもシンプルデザインが中心でしたが、今年はシンプルな中にディコラティブな装飾やサイドテンプルに一工夫されたフロントデザイン重視から、人からみた"斜め顔"に注目した個性的なデザインが多く発表されていました。

サングラスにおいては、ファッションサングラスのキングサイズ化は加速しつつ、ゴージャスなデザインが多くなってきました。また、スポーツグラスのハイカーブ化が進行しています。

どちらかといえば60年代70年代のスタイリングをベースにした、"軽量"で"機能性"を重視したサングラスが多かったです。

全体的なカラーの印象としてはブランドや各モデルの個性を強調するため昨年よりもさらに多種多様なカラーが登場していました。眼を見張るような鮮やかなカラーを使いながらわざとバックカラーで用いて正面からは隠す、それでいて掛けたときには顔の中でワンポイントになるようなカラーが印象的でした。

特にアンバレンタインのデザインは毎回感嘆と驚愕の連続ですが、今年もすばらしいカラーとデザインで私達を楽しませてくれました。

やはり、日本製のフレームはどこでも注目です。伝え聞くところでは、中国展示ブースに日本製のフレームを置いて集客を図ったとか・・・真偽の程はわかりませんが、そういうことが言われるくらい日本製フレームのクオリティの高さが世界の眼鏡市場を牽引していることは間違いありません。

日本の誇れる技術の一つです!!

さて、次回からは各ブランドの紹介をしていきましょう。