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 IOFT2005 in 東京ビックサイト&お台場 10.13〜10.15/ 2005 《Part9》


 今回お届けするレポートは「ROBRT MARC(ロバートマーク)」です。

ロバート・マーク・オプティシャンズはNYに所在する、現在世界中で最も有名と言える眼鏡専門店です。欧米ではその名を知らぬ人はいないと言っていいほどで、経営者であるロバート・マーク氏本人の名前をとって店名としています。現在NYの最先端をいくマディソンアベニューに5店、コロンバンスアベニューに1店、SOHOに1店、ボストンに1店、今マンハッタンで最も注目されているブリーカーストリートも新たに1店舗をオープンさせています。

ロバート・マーク氏は現在最も人気の高いNYのデザイナーズブランドの眼鏡デザイン・コンサルティングなども多々引き受けていたため、世界中の眼鏡業界関係者から何時自分自身のコレクションを発表するかが常に注目を集めていました。
1999年秋についに発表されたコレクション全体に通じていることは、非常にシンプルだがNY及び全米中のエグゼキュティブ達に相応しい品性を持った美しいデザインであること。テンプル付け根のシンプルなマークがコレクションのアイデンティティーを主張しています。

映画界、ファッション業界など店で扱われるコレクションは常に全米中の眼鏡店の注目を集め、米国のアイウェアファッションをリードし続けたお店です。以来着実に店舗を成長させ、ディスプレイ、商品構成、スタッフなど全ての点において確固たる地位を築いてきました。
ロバート・マークによってハイ・エンド・ブティック(高品質と高感度を併せ持つブティック形式の店舗)という新しい言葉と業態が生まれたのです。

Robert Marcの今シーズン新作はフレームの輪郭を強調させた、強い印象のあるデザインが特徴的。力強い斬新なラインは、フレームを飾る鮮やかな色合いや 大胆な模様と上手く調和しています。ファッションが年々よりカラフルに、より装飾的になっていく中、彼は基本である形とディテールに戻ろうと考えました。女性用のフレームには鮮やかな豹柄、そし男性用のフレームにはストライプの柄を施した、遊び心のあり、美しく洗練されたデザインを生み出しました。

彼の創り出す裏地デザインは、時代を超えた限りない贅沢さを表現しています。

このサングラスモデルはダイヤモンドのように多面的にカットされたフレームと洋なし型のレンズで少しレトロな雰囲気がイチオシ!
特徴であるバックデザインはフロントからは見えない部分ですが、さりげなく周囲に主張できるロバートマークならではデザインです。


また、大き目のフォルムに優しい感じを醸し出し、バックデザインが豹柄プリントのサングラスは、自己主張を余したくない方にお勧め。

正面からのイメージはヒンジ部分のキラリと光るエクセレントな雰囲気が秀逸。このモデルの素晴らしさはお使いなるたびにわかるはず。
掛ける人を神秘的なイメージへと導いてくれます。



毎回、個性的な、しかし、掛ける人のことを深く追求したデザインにはいつも驚嘆に値します。次回の春のモデルにもわくわくします。


ロバートマークの新作は如何でしたでしょうか???次回はラスト『anne et valentin(アン・バレンタイン)のご紹介です。お楽しみにぃ〜☆